5-7.神経疾患 (アルツハイマー、パーキンソン病)

神経疾患とは

神経疾患とは、神経が何らかの原因で変性・破壊されている状態です。日常生活にも大きな支障を与え、生活のQOLを低下させることが多くあります。神経疾患には以下のようなものがあります。

  • パーキンソン病
  • アルツハイマー病
  • 筋委縮性側索硬化症(ALS)
  • プリオン病(狂牛病、BSE、ウシ伝達性海綿状脳症)
  • ポリグルタミン病

神経疾患はこれまでも原因不明で発症することが多く、難治性の病気として扱われてきました。しかし、近年活性酸素が影響しているのではないかと言われています。活性酸素が原因で脳細胞が錆び、破壊されてしまうのではないかという説が有力です。活性酸素を除去する効果のある水素水が予防・治療に貢献できるのではないかとして、多くの研究が進められています。

水素水によるパーキンソン病発症予防効果

パーキンソン病は、今でも原因がはっきりと解明されているわけではありませんが、中脳にある黒質ドーパミン性神経細胞が変性していることから、ドーパミン産生の減少が原因ではないかと言われています。

50歳以降に発症するケースが多く、特徴的な症状が見られます。

  • 手足の震え(振戦)
  • 筋肉のこわばり(筋強剛)
  • 歩きづらい
  • 動作が遅くなる
  • 転倒しやすい(姿勢反射障害)
  • 物忘れ
  • 睡眠障害

症状は徐々に進行していき、重症では寝たきりになってしまうケースもあります。

これまでは、薬物療法やリハビリ、外科手術が一般的でしたが、複数の大学の共同研究によると、パーキンソン病モデルのラットに水素水を与えたところ、体の動きが改善し、ドーパミンを産生する場所である黒質線条体を発達・促進することが明らかになりました。この結果、ドーパミン神経細胞の消失を阻害することが分かり、発症予防と、症状軽減につながったとして、水素水が注目を集めているのです。

また、九州大学薬学大学院などの研究でも、水素水が神経変性疾患の予防やリスクの軽減に有効であるということが分かっており、水素水を使った新しい治療法の研究にも期待されています。また、現在の一般的な薬物療法には副作用があるのに対し、水素水は副作用もなく、分子が小さいため細胞レベルで治療が可能になるのではないかとも言われています。

水素水の持つ脳神経保護作用

神経疾患には脳細胞の破壊が大きく関係しています。水素水は、脳の神経を保護する働きも持つということも研究結果で明らかにされています。そのため、医療用ガスとしても水素は注目を浴びており、今後も医療の分野で活躍することが期待されています。

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