7-4.酸化還元電位

酸化還元電位とは?

水素水には、酸化還元電位というのが表示されています。物質を酸化させる能力と、還元させる能力を数値で示したものです。プラスになるほど酸化能力が高く、マイナスになるほど還元力が高いということです。

水素水で得られる効果のほとんどは、活性酸素の除去にあります。活性酸素は、酸素が酸化されている状態です。つまり活性酸素はプラスの電位を帯びているということになります。これを中和させて水として除去するためには、マイナスの還元力が必要ということです。つまり、水素水を摂取する時は、還元力の高いものでないと効果がないということです。

水素水をうたっていても、酸化還元電位がプラスになっているものもあるため、水素水を選ぶ場合は、酸化還元電位がマイナスになっているものを選ぶことが大切です。

ちなみに、水道水やミネラルウォーターなどの酸化還元電位は以下のようになっています。

  • 水道水:+200mV~+650mV
  • ミネラルウォーター:+190mV~+300mV
  • アルカリイオン水:-60mV~+200mV

+の電極を帯びた水分を摂取すると、体内に活性酸素を発生させやすい状態になってしまいます。しかし、ほとんどの水は+の電極を帯びています。そこで注目を浴びているのが、-の電極を帯びている水素水という訳なのです。

活性酸素を中和させるのに必要な水素の酸化還元電位

水素水の水素は、活性酸素と反応することで水として中和されます。そこで必要なのが、活性酸素を中和させるのに必要な酸化還元力です。酸素は+820mVの電位を帯びているのに対し、水素の酸化還元電位は-420mVです。中和させるのには、同じ力が必要です。ですから、できるだけ還元力の高い水素が入っていることと、高い水素濃度が入っている水素を選ぶ必要があるのです。

中でも水素サーバー、水素パック・ペットボトルは高い水素濃度だけではなく、高い酸化還元電位を示しているものが多くなっています。一方、水素水スティックタイプは、水素の酸化還元電位が低いタイプが多く、その場合は高い水素濃度を作らないと高い効果は期待できないということになります。

水素濃度と酸化還元電位の関係を知っておくことは、より効果の高い水素水を選ぶのに必要です。また、スティックタイプの場合は、すぐに水素が発生するものもありますが、時間を置くことでより濃度の高い水素水を作ることもできます。酸化還元電位が低くても、濃度を高くすることで効果的な水素水を作ることも可能です。この2つの関係について理解しておけば、どのくらいの時間をおいて水素を発生させればいいのかの目安にもなります。

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